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明日に向けて。

 25, 2020 16:34
先日の事。レインボーブリッジを通りがかると、橋は穏やかなブルーに彩られていた。新型コロナウィルスの医療従事者への感謝の意を込めて、世界でムーブメントが広がっているのだそう。


いよいよ緊急事態宣言が解除されるようだ。しかしこれで一挙に事態が好転する訳でもなく、元通りの世界を見る事は不可能かも知れない。一人一人で出来るだけの努力をし、少しでも平穏な未来になる事を祈るばかりです。(下の写真は過去に撮ったものです)
4日目。いよいよ旅の最終日。部屋からの眺めは晴れてはいるものの、相変わらずブルーグレーの空。

時間に追われながら手荷物をキャリーバッグに詰め込み、ホテルを後にします。4日間お世話になったMerry Hotelは本当に居心地が良かった。


江蘇路駅までの道のりは、もうすっかり馴染みの風景。ちょうど朝の通勤時間で、自転車やバイクが行き交います。

帰りは地下鉄2号線で「往浦东国际机场」プードン国際空港へ向かいました。



江蘇路駅付近では混雑していた車内も、停車するごとに乗客の数が減っていきます。

併走する高速道路の向こうでは、旅の初日に乗ったマグレブが猛スピードで追い抜いて行きました。

車窓からの風景は次第に郊外のものへと変わって行き、


やがて空港に到着。因みに上海には国際空港が2か所あるのだけど、今回はこのプードン国際空港でした。

出国手続きと手荷物検査を受けた後、地下シャトルに乗りターミナルへ。“G”から始まるゲートは、ターミナル1のサテライトで “S1”と呼ばれます。



昨年9月に完成したばかりのターミナル。中央が吹き抜けになっており、広々としています。サテライトターミナルとしては世界最大級なのだそう。



綺麗なのはいいけれど、ショップの数が若干少ないのが難点かも。



帰りのエアバスA321。因みに中国東方航空はJALとコードシェアされており、JALのマイレージが貯まります。

搭乗してから滑走路へ移動するまで待たされる事30分余り。ようやく飛行機は飛び立ち、成田へと向かいました。







4日間は長いようで、あっという間に終わってしまった。成田は雨が上がったばかりのようで、綺麗な夕陽が映えていました。今回の旅行はこれで終わりましたが、心の中では新たな旅が始まりました。

上海科技館は、駅の改札を出て市場を抜けると眼前に巨大な建物が広がります。あまりに大きくて、ワンショットでは収まりきれない。


建築面積は98,000㎡だそうで「自然・人・科学技術」がテーマ。さすがに館内も広大で、掻い摘んで見学したのち世紀大通へと向かいました。


世紀大通。広い通りを車やバイクや人々が行き交い、時間(とき)が悠然と流れてゆく。この大陸的な空気感がとても心地良く、寒さを忘れて気の赴くままに歩きました。ここは上海で一番好きな場所。




画面中央、空に向かってひときわ高く聳え立つビルが上海中心大厦(Shanghai Tower)。地上127階建て、高さ632mは中国でトップ、世界で2番目に高いビルで2016年に完成しました。(東京スカイツリーを含めると世界3番目) 因みに日本一の、あべのハルカス(300m)は世界では153位。


この日最大の目的である展望台へ上がります。アルファベットの「D」の形をした建物が入り口。


チケットを購入し(パスポート必須)荷物検査とボディーチェックを受けた後に入場します。改札の先には世界の高層ビルが展示されていました。世界一位のブルジュ・ハリファ(ドバイ:828m)に、


上海中心の632m。


エスカレーターでいったん階下へ。上海之巅旅程开始[Top of Shanghai Journey Begins]、上海の頂上への旅が始まります。


世界最速のエレベーターで一気に118階の展望フロアに駆け上ります。


エレベーターを出ると、眼前には上海の街がミニチュアのように広がっていました。さすがに118階からの眺めは絶景で、展望台というより、まるで飛行機かヘリコプターの窓からのよう。




あれほど高く感じた東方明珠塔(東方テレビタワー)も、脚の下で小さく見えます。


金茂大厦(ジンマオタワー)と上海環境金融中心(森ビル)が爪先で輝きます。映画「ブレードランナー」で、シド・ミードが描いたシーンが現実の世界となって広がっていました。


360°の展望台を何度も回り、天空からの眺めを心行くまで味わいます。




思い出に残る感動を味わった後、展望台を降りて陸家嘴駅へと戻ります。後ろを振り返ると、たった今登ったばかりの上海中心には灯りが点き、ビルの下から空に向かってメッセージが流れていました。静止画では伝わり難いのだけど、かなりのインパクト。これほど派手なものは日本では絶対に実現出来ないと思う。




上海のシンボルタワー、東方明珠塔は妖艶に色彩を変化していました。明日はいよいよ最終日。街はまだ眠らないけど、明日に備えてそろそろホテルに戻る事にしました。次回に続きます。
3日目。南京東路から外灘へ向けて裏通りを歩きました。クラシカルなビルが建ち並ぶ景観はとてもエキゾチック。

市内を走るバイクは新旧様々なタイプがあるけどその全てが電動式。エンジン音も無く、かなりのスピードで駆け寄ってくるので、うかつに車道を歩けない。


日本では見かけなくなったトロリーバスも、ここではスタイリッシュな車体になって活躍していました。

あちこち回り道しながら歩き、1時間近くかけてようやく外灘に到着。上海を走る車はメルセデス、BMW、アウディやレクサスなどと言ったドイツや日本製の高級車が目立ちます。中国の車事情も随分と変わったものです。



黄浦江に沿って続く外灘遊歩道は広々としており、人々はそれぞれ散歩やジョギングを楽しんでいました。

外灘の最南端に位置する外灘信号台は、1907年に建造された歴史的建築物。

外灘から浦東・陸家嘴へ。外灘とは対照的で、斬新な形の高層ビルが建ち並ぶ超近代的な風景でした。

リッツ・カールトンが入る上海国金中心商場(ifc Mall)は、上海で草分け的存在の高級ショッピングモール。

虎ノ門ヒルズで見覚えのあるジャウメ・プレンサのパブリックアートがここでも腰を据えていました。

1階から4階まで吹き抜けになっており、広い館内にはルイ・ヴィトンやプラダといった世界の一流ブランドが軒を連ねています。


4階のレストランフロアから天井の先へと続く専用エスカレーターで、屋上庭園へ上がることが出来ます。


他には誰もいない庭園で、陸家嘴エリアの景観を独り占め。


正面に東方明珠塔(東方テレビタワー)が見えます。と、その真下にアップルのマークが。庭園を降りて行ってみる事にしました。


ガラスの中にAppleロゴが浮かんでおり、透明の螺旋階段を降りていくと、その下にはApple Store浦東が広がっていました。最高にお洒落なストア。




陽がだいぶ傾いてきました。この後は上海で最も高く、世界でも2番目に高い超高層ビル、上海中心大厦(上海タワー)に登り、天空からの夜景を楽しむ事にしました。次回に続きます。


2日目の夕方。上海の夜景を楽しむため、先ずは豫園へ向かいました。

上海で最も有名な観光名所のひとつ、豫園では毎年恒例のランタン祭りが開催されていました。

ランタン祭りは1月25日の春節(旧正月・Lunar New Year)の時期に合わせて行われる年越しの伝統行事ですが、今年からは人工知能(AI)システムが初めて導入されたのだそう。古くから伝わる行事もどんどんと革新されていきます。

明・静代の伝統的な楼閣を再現した風景は、煌びやかでもあり、どこか幻想的にも映ります。



豫園商城の中心、九曲橋のたもとにある南翔饅頭店は、1900年創業の老舗小籠包専門店。おそらく上海で最も有名なレストランです。東京の六本木や渋谷にも支店があります。


前に来た時と店の雰囲気が変わったと思ったら、2018年にリニューアルオープンしたとの事。相変わらず店の外まで行列が続いていました。


因みに1階はテイクアウト専門で、2階と3階がレストランになっています。

小籠包の餡は、豚の皮をじっくり煮込んだゼラチンを混ぜて旨味を引き出しているのだそう。薄い皮に、たっぷりの餡とアツアツの肉汁が詰まった小籠包を口に頬張ります。


お腹も満足したところで店を出て、豫園商城をあちこち見て歩きます。豫園商城は豫園(庭園)を中心に広がる商店街で、とにかく広い。


宝石から雑貨、小吃(シャオチー)、土産物まで、あらゆる店が犇めき合って並んでおり、見ているだけでも飽きません。






ナイトクルーズの時間が迫ってきたので、豫園から外灘(バンド)へ移動しました。豫園の伝統的な風景とは打って変わって、ここは近代的な都市風景。上海は様々な表情を見せてくれます。




黄浦江沿いの遊歩道の先に乗船場はありました。




自由席なので、シートに座って窓越しに優雅に夜景を楽しむのもいいけれど、




やっぱり空気を肌で感じながら楽しむのが一番の醍醐味かな。早々にデッキに上がり、オープンエアーで上海夜景を楽しむことにしました。


出港時間を迎え、船は静かなエンジン音と共に岸壁を離れていきます。ついさっきまで歩いていた街並みも、視点が変わるとまた違う世界に見えてきます。




上海を流れる黄浦江(こうほこう)に沿って広がる外灘エリアは「バンド」とも呼ばれます。租界時代に建てられた西洋高層建築群が並ぶ風景は見事。ライトアップされてゴールドに輝く夜景は「魔都」と呼ばれるのも頷けます。


視線を対岸に移してみると、そこに広がる街並みが浦東(プードン)エリア。超高層ビルに文字が流れ、鮮やかに慌ただしく色彩を変えていきます。


ビルディングそのものが、ひとつの巨大なネオンサインのよう。1982年の映画「ブレードランナー」の世界が眼前に広がる光景に大興奮でした。


もっと間近で見たい…。明日は黄浦江を渡って浦東へ行ってみる事にしました。次回に続きます。

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