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神戸・海と山と太陽と~最終回

 13, 2016 16:25
今回の旅もいよいよ終盤へ。有馬温泉を後にして神戸空港に向かいます。これから飛行機で帰途に、という訳ではなく、空港近くでレンタカーを予約してあったので受け取り、次の目的地である淡路島へと走らせました。

この日の天気予報は雨。昼間を過ぎたあたりから空は次第に暗雲が立ち込めてきました。ひとまず車を停めたのは兵庫県立舞子公園です。この辺り一帯は古くは舞子の浜と呼ばれ、須磨の浜と並ぶ名所で、歌川広重の「播磨舞子の浜」としても描かれています。現在では人口の浜となってしまいましたが、此処から明石海峡大橋の雄大な姿を臨む事が出来ます。因みにこの明石海峡大橋は神戸市垂水区東舞子町と淡路市岩屋を結ぶ自動車道で、全長3911mの世界最長の吊り橋です。ギネス世界記録にも認定された吊り橋は、間近で見ると流石に巨大。





このあと車で明石海峡大橋を渡る頃には小雨がパラつき始めてきました。なんとかもう少し天気が持ち堪えてくれるといいのだけど…。



そして車は淡路島へ。私が淡路島の地を踏むのは恐らく今回が始めて。淡路島サービスエリアからは対岸に本州も望めます。

この後更に車を走らせること約20分、ようやく今回の旅行の最終目的地である淡路夢舞台に到着しました。この淡路夢舞台は、元々は関西国際空港などの大阪湾を埋め立てる為に土砂を採取した跡地でした。その一度人間が壊した自然の環境を本来の姿に戻し、さまざまな植物と動物と人間が共生できる空間を創造するという目的で2000年の3月に完成した複合文化リゾートであり、建築家・安藤忠雄の代表作でもあります。

百段苑。一区画4.5平方メートルの花壇が100区画、山の斜面に沿って連なっており、四季折々のキク科の植物が鑑賞出来ます。



楕円フォーラムに、



貝の浜。豊かな水をたたえた約1万平方メートルの敷地内には100万枚の帆立貝が1枚ずつ手作業で敷き詰められました。



斜面の上からは大阪湾も一望出来ます。時折雨にも降られましたが、なんとか予定していた場所は全て見る事が出来て良かった。広大な敷地内には他にも野外劇場や植物園などもあるのですが、帰りの飛行機の搭乗時間がそろそろ近づいてきたので後ろ髪を引かれながら再び空港へ。



レンタカーを返却する少し前から激しい土砂降りになりましたが、なんとか無事に到着し、ホッとしたのも束の間でした。

予約してあったANAの神戸空港発の最終便は、大雨の影響で1時間遅れになるとの事。自分の携帯電話にその知らせを伝えるメールが入ってたのですが、確認していなかった事にこの時始めて気付きました。この後の天気次第では欠航の恐れもあるとのアナウンスが流れ、この後2時間余りを待合ロビーでやきもきしながら過ごす事になります。結果的には悪天候の中、飛行機は予定より1時間遅れで出発したのですが、こんな事ならいっそ欠航になってくれれば神戸にもう一泊できたのに…(笑)

結局自宅に辿り着いたのは深夜1時過ぎ。今回もあちこち回って少々慌ただしいものでしたが、また思い出に残る楽しい旅行になりました。

神戸・海と山と太陽と~その5

 13, 2016 03:04
今回の旅行の最終日の朝。ホテル内で朝食を摂り、暫し庭を見てからチェックアウトを済ませ、有馬の温泉街へと向かいました。







前に訪れたのは恐らく私が小学生の頃で、記憶は全くという程残っていませんでした。もっと大きな街だと想像してたのですが、想像以上にこじんまりとした長閑なところでした。この日は平日という事もあってか観光客も意外に少なく、のんびり散策できたのは良かった。
因みに有馬温泉は日本三古湯のひとつとして知られており、枕草紙の三名泉にも数えられているとても歴史のある温泉です。












有馬温泉の土産で真っ先に思い浮かぶのは炭酸煎餅。小麦粉と砂糖を主な原料とし、温泉の炭酸泉水を使って一枚ずつ丁寧に焼き上げられており、ほろ甘い味のとても素朴な煎餅です。子供の頃から有馬の土産と言えば必ずこと煎餅をもらったものです。炭酸煎餅の老舗が街の中にも何件かあるですが、写真は三津森本舗です。



もうひとつ楽しみにしてたのは河上商店で松茸昆布を買う事でした。京都の鞍馬で買う松茸昆布が大好きなのですが、此処のも素朴な味でとても美味しかった。

有馬の温泉街をのんびり散策しているうちに時があっという間に経ち、時間が押してきたのでそろそろ次の目的地に向かう事にしました。次の最終回に続きます。

神戸・海と山と太陽と~その4

 01, 2016 23:07
海岸通(国道2号線)を一本渡るとそこには眼前に海が広がります。私にとって、神戸で最も印象深い場所と言えばやはりメリケンパーク。


1995年1月17日に突如襲った阪神淡路大震災によって此処も大きな被害を受けましたが、パーク内には神戸港の被害状況をそのまま保存した神戸港震災メモリアルパークがあります。大きく傾いた街灯や浸水してしまった波止場が痛々しい。


そしてポートタワー。1963年に完成した世界初のパイプ構造の建造物だそうで、鼓を引き延ばした様な独特の形をしています。


遠景から。左からポートタワー、ホテルオークラ、海洋博物館。

その反対側には観覧車や新しく完成したショッピングモール「モザイク」が並んでいます。






メリケンパークをしばらく散策した後、夕食は少し早めの時間にして、ちょっと優雅にホテルオークラで摂る事に。自転車で此処に乗り付けるには少しばかり勇気が必要でしたが…(笑)






夕食の後は神戸の夜景を楽しむ為にポートタワーに登りました。今まで何度もポートタワーには来たけれど、登ったという記憶が今までありませんでした。


突端に位置するオリエンタルホテルと港を行き来する遊覧船。





神戸の夜景を一頻り楽しんでいたら、あっという間に時間が経ってしまいました。



この日の宿は有馬温泉に予約を入れてあったので、これから急いで向かいます。慌ただしく三ノ宮駅に行き自転車を返却し、電車を乗り継ぎ有馬温泉まで。所要時間は約1時間で、ホテルの到着予定時間を大幅に過ぎていました。


やっとこさホテルに到着。エクシブ有馬離宮は駅前の温泉街から少し離れた高台にあり、「クラシック&スタイリッシュ」のコンセプト通り、近代的ながらとても格調高いホテルでした。




チェックインの後は少し館内を散策してからホテル内の専用温泉に。露天風呂もある広い温泉は他に人も居なくて貸し切り状況でした。のんびり浸かっているとこの日の疲れも完全に癒えました。それにしても今日もあちこち移動したなぁ。明日は最終日。次回に続きます。

神戸・海と山と太陽と~その3

 30, 2016 18:35
布引ハーブ園で山と花々の景色を楽しんでから、地下鉄山手線に乗り再び三ノ宮へと向かいます。三ノ宮駅に降り立ってみると、駅前から海側へ真っ直ぐ伸びるフラワーロードは何やらいつもとは違った雰囲気でした。両側に沢山のテントが並び、大勢の人々で賑わっています。この時初めて気が付いたのですが、折しもこの日は神戸の年に一度の大イベント、神戸まつりの日でした。

ここから街をあちこち見て回るのに、車だと駐車場や混雑の問題もあって不便だし、かと言って歩き回るにはかなりの距離があるので相当疲れそう…。と言う事で電動自転車のレンタサイクル「コベリン」を利用する事に。市内のあちこちに設置してあり、都合の良い所で借りたり返却する事が可能です。因みに丸一日借りて500円也。

神戸まつりのパレードを見たのは数十年ぶり。懐かしさでいっぱいでした。普段は人通りのそれ程多くないこの場所も、この日ばかりは溢れんばかりの見物人で賑わっていました。
















それぞれに趣向を凝らしたパレードを見てから、少し喧騒を離れて旧居留地の方へ行ってみる事にしました。

旧居留地15番館。

旧居留地38番館。

神戸市立博物館(旧横浜正金銀行神戸支店ビル)と、ロダン「ジャン・ド・フィエンヌ」

旧居留地 海岸通9番(旧英国チャータード銀行ビル)

 

神戸の街並みには古い建物がとても似合う。




日中の強かった日差しもようやく和らぎ、街の風景を堪能した後は港の方へと向かいました。次回に続きます。

神戸・海と山と太陽と~その2

 24, 2016 22:55
2日目も快晴。この日は先ず神戸の山の風景を楽しもうと思い、神戸市立布引ハーブ園へと向かいました。ハーブ園へは新神戸駅前からロープウェイが出ており、山頂までの所要時間は10分程です。

新神戸駅は緑に囲まれた自然の中にあり、新幹線の停車駅だと言われなければ気付かないくらい静かな所です。

布引ハーブ園山麓駅。



ロープウェイからの眺め。神戸市内はもとより、西宮から大阪の方まで見渡せます。

広大な敷地内には12のテーマガーデンがあり、約200種75000株のハーブや四季折々の花が咲き集う日本最大級のハーブガーデンです。ゆっくりと全てを見学していたら丸一日はかかりそう。















色とりどりに咲き誇る花々やハーブを鑑賞した後は、神戸の街と海の風景を見に行く事にしました。次回に続きます。

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