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新宿の川に浮かぶ染物たち

 21, 2019 23:27
新宿区の落合・中井界隈は、昔ながらの路地が入り組んだ閑静な住宅街で、林芙美子や赤塚不二夫などの文化人たちもこの地に居を構えていました。


お洒落な街という感じではないのだけれど、どこか親しみを感じます。「ぺいざん」は、赤塚不二夫が足しげく通ったという洋食屋。


昭和30年代までは多くの染色工場があり、江戸染色の日本三大産地でした。現在ではすっかり数は少なくなりましたが、その技術は受け継がれ、多くの職人や作家たちが集まっています。






この落合・中井地区を、再び染物の街として広く発信するために毎年行われるイベント「染の小道」は2009年から始まり、今年で11回目を迎えました。


かつては染物を川で水洗いする風景があちこちで見られました。その当時の記憶を蘇らせようと行われる「川のギャラリー」


都心を縫うように流れる川に、見渡す限り染物が続いていく風景は、なかなか趣きのあるものでした。
新宿の東口と西口とを繋ぐ重要な道路である新宿跨線橋(国道20号)は、大正14年に架設された古いものでした。その為老朽化や混雑緩和などを目的に、平成11年から架け替え工事が進んでいましたが、17年もの歳月をかけてようやく昨年完成しました。新しくなった新宿跨線橋(中央)と、左手が新宿駅南口、右手が昨年の春にオープンしたバスタ新宿。



バスタ新宿は、1階部分にJR線が走る人工地盤上に、2階は歩行者エリアと駅施設、3階はタクシー乗降場、4階は高速バス乗車場という立体道路の構造であり、3階と4階部分は国道20号の一部という事になっています。それにしてもJR線や車の通行を全く遮断せずに、これだけの施設を完成させた日本の建築技術は、正に驚くべきものです。


横に聳え立つのは地上32階建てのJR新宿ミライナタワー。1~4階は商業施設、5階~32階はオフィスフロアになっています。何よりも驚くのは、このビルディングが線路の上の人工地盤に建っているという事。




2階のペンギン広場。脚の下を絶え間なくJR線が潜り向けて行きます。






4階バス乗降場には全国に向かう高速バスがひっきりなしに入ってきます。


7階の屋上庭園と、


そこから見える新宿高島屋タイムズスクエアとNTTドコモ代々木ビル。新宿駅周辺の景色もどんどんと変わってゆきます。


この後都庁へ向かって歩きます。東京都庁が丸の内から現在の西新宿に移転したのは今から26年前の1991年の事でした。私が初めて新宿の高層ビル群を目にした時、その余りの巨大さに暫し言葉を失ったものです。以来、超高層ビルは各地にどんどんと増えていきますが、今でもこの風景を見ると人間の英知の凄さをつくづく感じます。





東京都庁舎は、第一本庁舎(上)、第二本庁舎(右手)と、都議会議事堂(左手)の三棟からなり、設計は全て旧東京都庁舎と同じく丹下健三によるもの。


普段、都庁には全く用のない私ですが、たまに行く時と言えば展望台に上がる位です。日曜や祭日などは展望台行きのエレベーターにはいつも長蛇の列が出来ているのですが、この日は平日の昼間と言う事もあって、殆ど待たずに入る事が出来ました。因みに展望台は第一本庁舎の北と南の2ヶ所があり、この日に上がったのは南展望台でした。


分速240mの専用エレベーターは、1階から45階までを55秒で一気に駆け上がります。
地上202mからの眺め。都内をほぼ360度見渡す事が出来ます。左手は新宿御苑、中央には新宿パークタワー、右手には東京オペラシティが。
 

最近『視程』という気象予報用語が気になります。水平にどれだけの距離を見渡せるかをkmで表したもので、スマホの毎日の天気予報で調べる事が出来ます。空気の澄み渡った日だと都内でも50kmはあるのですが、最近は平均15km前後、雨の日だと5km以下とめっきり短くなってしまいました。流石にこの日も富士山の姿を全く拝むことは出来なかった。曇り空の景色というのも、また趣きがあってなかなかいいものですが…。


帰りは思い出横丁にちょっと寄り道。ここには今でも昭和の良き風情が残ります。


11月の風物詩

 16, 2015 19:27
11月の酉の日。新宿は花園神社へ行ってみました。ここは江戸三大酉の市のひとつして知られています。









鳥居を潜り両脇に沢山の屋台が並ぶ石畳を進んで行くとやがて拝殿前に。眩いばかりの無数の提灯達は、朱色の拝殿と共に漆黒の夜空と鮮やかな光のコントラストを見せます。









更に奥へと足を進めて行くと、沢山の熊手売りの屋台が肩を寄せ合う様に犇めき合って並んでいます。時折聞こえてくる拍子木と音と三三七拍子の掛け声が、一層お祭り気分を盛り上げます。









そろそろ帰ろうと思い大鳥居の歩いて行くと、ドラムと金管楽器の何やら懐かしげな響きが聞こえてきました。









聞けば日本で最後の見世物小屋との事。怪しげな雰囲気は昭和の香りがプンプン漂います。お代は見てのお帰りに。大人800円、子供500円也。

帰り道その1、新宿ゴールデン街にて。













帰り道その2、新宿区役所前にて。





さまざまな桜たち

 09, 2012 18:42
雲ひとつない快晴の下、新宿御苑へ行ってきました。広さ58.3ha、周囲3.8kmにも及ぶ広大な敷地は、フランス式整形庭園、イギリス風景庭園、日本庭園が巧みに組み合わせられています。歴史的には徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がルーツと言われており、明治39(1906)年に皇室の庭園となり、戦後昭和24(1949)年に国民公園として一般に公開されました。

新宿御苑1

新宿御苑2

新宿御苑3

特に今の季節は園内の様々な種類の桜が見頃を迎え、多くの人々で賑わっています。
新宿御苑4

染井吉野(ソメイヨシノ)
新宿御苑5

寒桜(カンザクラ)
新宿御苑7

緋寒桜(カンヒザクラ)などを始め、様々な桜を同時に楽しめるのが魅力です。
新宿御苑8

新宿御苑9

Tag:新宿御苑

路面電車の通る街

 30, 2011 00:00
私にとって早稲田はあまり馴染みの無い街なんですが、先日は新目白通りを通りがかった時に思いだしました。都内では唯一の都電の、そう言えば早稲田はその発着点。都電荒川線は、早稲田と三輪橋間を結びます。
早稲田駅

しばらく駅でカメラを構えていると、懐かしい響きとともに入ってきました。
都電1

ほんの数分後には行き先表示が「早稲田」から「三輪」に変わり、息つく間もなく早稲田駅を後にしていきました。
行ってらっしゃい。
都電2

Tag:都電荒川線

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