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煌びやかな石庭と艶やかな花たち

 17, 2017 00:19



赤坂にある草月会館の前を通り過ぎようとした時、全面ガラス張りのビルは外も中も眩いばかりに輝いていました。前を覗いてみると、第四代家元である勅使河原茜の個展の、今日が最終日との事。いけばなには全く縁のない私ですが、非常に心惹かれたので思い切って入ってみる事にしました。




草月会館は丹下健三の設計によるとても印象的なビルですが、その一階の草月プラザにはイサム・ノグチ作の石庭『天国』が全体に広がります。近代的な建物の中の近代的な石庭は、正に鏡の城のような感じでした。




今回の個展は草月創流90周年を記念して6年ぶりのものだそうで、『HANA SO』と題されています。私はいけばなと言うと古風なものを想像していましたが、そのひとつひとつがとても斬新で、アートそのものでした。

花器も自作のもので、「草月五十則」の中には『花を、器を、場所を、探す努力』とあり、花器以外の器を花器として見出だし、また自ら器をつくって新たな発見をしよう、と謳っているそうです。




草月流では初代家元の時代から竹を用いた作品を数多く制作しているそうで、エントランスにも会場内にも多彩な表現の竹作品が展示されていました。








第2会場は、勅使河原茜と現代アートのコラボレーション。現代美術の小山登美夫ギャラリー所属のアーティスト作品と、その作品からインスピレーションを受けて生まれたいけばなが並びます。








第3会場も、第2会場にひきつづき勅使河原茜と現代アートのコラボレーション。窓の外にはカナダ大使館と満開の桜も望めます。






描かれた絵がとても印象的な花器はピカソの作でした。

魅力溢れる作品を見ている間は溜め息の連続で時間はあっという間に過ぎてしまい、そろそろ会場を後にして次に向かう事にしました。

日が暮れてからの草月プラザ。建物全体がひとつのアート作品のようでした。
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COMMENT 3

相子  2017, 04. 25 [Tue] 09:49

くあどりさん 今日は
女学校で池坊の立花を習っていた私は初代の勅使河原草月さんの作品をみて強烈な驚きを覚えたものです。
4代にわたりその一貫した芸術性は素晴らしいものですね。
今日は説明と感想を拝見し、日本の誇るものだと一層感じております。
有難うございます。

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相子  2017, 04. 25 [Tue] 10:43

訂正

くあどりさん 失礼しました。
草月流の初代は勅使河原蒼風氏でした。

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くあどり  2017, 04. 26 [Wed] 22:30

相子様。こんばんは。
いけばなは、私には全く縁が無い世界だと思っていましたが、今回初めてその世界に少しだけ接してみました。芸術にはジャンルを問わず惹きつけるものがありますね。こちらこそコメント、有り難うございます。

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